製造業を支える
物流資材の専門企業

イーピーイは、日本の製造業、いわゆる「ものづくり」を支える企業です。
包装資材や物流資材の製造・設計・販売 を手がけ、メーカーの生産・輸送プロセスを支援しています。
創業は昭和48年（1973年）。先代である私の父が立ち上げ、2002年に経営を引き継ぎました。現在、52期目を迎え、安定した事業基盤のもと成長を続けています。

物流資材や包装資材と聞くと、一見シンプルな業界のように思われるかもしれませんが、製造業の現場では、とても重要な役割を果たしています。製造業には 「半完成品」と「完成品」 という2つのカテゴリーがあります。完成品は、消費者のもとへ直接届けられる最終製品ですが、半完成品は製造過程で必要となる部品やユニットのことです。当社の主なお客様は、この半完成品を製造するメーカーであり、日本のものづくりにおいて大きな割合を占めています。

例えば、自動車業界では、トヨタや日産、ホンダなどのメーカーが最終的な組み立てを行います。その前段階では、ヘッドライト、シート、ハンドル、ミラーなどの部品が各サプライヤーから工場へ供給されます。この部品の輸送時に欠かせないのが、当社の緩衝材や包装資材です。

設計力と
グローバルネットワークが
生み出す競争力

私たちの強みの一つは、「設計力」です。 製品の輸送には、限られたスペースの中で、より多くの部品を効率的に積載することが求められます。
例えば、部品を8個しか積めないより、10個積めるほうが輸送効率は向上します。でも、単に詰め込むだけでは、部品が取り出しにくくなり、作業効率が悪化する可能性があります。現場での使いやすさも考慮しながら、「輸送効率」と「作業性」のバランスを最適化すること。これが、当社の設計の考え方です。

もう一つの強みは 「ネットワーク」 です。当社は 日本国内に11カ所の拠点を持ち、さらに中国、東南アジア、アメリカにも展開しています。これらはすべて 自社資本の子会社であり、提携先に依存しない独自のネットワークを構築していることが大きな特徴です。
このネットワークにより、物流資材が求められるあらゆる地域で、迅速かつ安定した供給 を実現しています。特に、短納期対応が求められる製造業において、当社の強みが発揮されます。例えば、自動車メーカーでは供給リスクを避けるため、同じ車種を複数の工場で生産するケースが増えていますが、こうした変化に対しても、どの生産拠点にも同じ品質の資材を提供できるネットワークを整備しています。

私自身、この業界に携わって約30年になりますが、当社と同じように包装設計のノウハウを持ち、商品開発力があり、さらにグローバルなネットワークを備えている企業はほとんど見たことがありません。当社が提供する「設計力」と「グローバル供給体制」は、他にはない競争力であり、オンリーワンの存在であると自負しています。

求める人物像：
考える力とチームワークを
大切にできる人

当社は、ものづくりを支える会社です。そのため、「営業職だから話がうまくなければいけない」「専門的な知識がなければいけない」という考え方はしていません。むしろ、私たちが大切にしているのは、「なぜ？」を考え続けられることです。
先代の社長がよく口にしていた言葉として「現状否定」というものがあります。これは単なる批判ではなく、「本当にこれがベストなのか？」と常に考え、より良い方法を模索する姿勢のことです。仕事の中で「こういうものだから」「こうやってきたから」と流されるのではなく、「本当にこれでいいのか？」と一度立ち止まり、より良い選択肢を考えられる人は、当社で大きく成長できるはずです。
また、当社は 個人プレーよりもチームワークを重視する会社です。誰かが単独で成果を上げるのではなく、お互いにフォローし合いながら、それぞれの役割を果たし、支え合うことで成り立っています。
特別な資格や経験は必要ありません。入社後に仕事をしながら覚えていける環境がありますし、実際に異業種からの転職者も多く活躍しています。新しい環境で、自分の経験を活かしながら成長したいと考えている方には、ぴったりの会社だと思います。